top of page

​浄温結社のご紹介

​ごあいさつ

浄温結社住職の三浦錬浄です。
二十歳で出家して坊さんになり、坊さん一筋30年。お寺に生まれたわけではないので、守るお寺も檀家さんもいないところで、自宅を改装して、平成28年に小さいお寺を作りました。
お寺や坊さんのイメージは、葬儀や法事でお経をあげて、供養するもの、って感じだと思います。

でも、本当のところは、今を生きている私たちの悩みや苦しみに、どうしたらそこから抜け出せるかを教えて下さっているのが仏様の教えです。私自身が子供のころから抱えていた生きにくさ(人間関係や家族関係など)が、たくさんの方々に助けて頂き仏様の教えを知ることによって、こんな自分でも生きていていいんだ!と思えるようになり、自分の心が救われたことから、仏様の教えをもっと知って頂きたいという思いで今に至ります。


お寺には歴史や檀家さんがあり、言ってみれば固定客がついているけれど、立ち上げたばかりの自分にはゼロからのスタートでした。

今の時代、結果や効果がある物に対価としてお金は払うけれど、目に見えないものに対して供養して、「成仏」させられたかどうかもわからないのに、高額のお布施を当たり前のように頂くことは、どうなのか?という思いと、ブログやYouTubeという形で、仏様の教えをお伝えすることで、興味や関心を持っていただき、その結果みなさんが喜んで下さって、こちらもうれしい、という関わりを持ちながら生活が出来たらいいと思いでここまで来ました。

自分が伝えたいことは、二つ。
1. 「すべてはお互い様」であること。
2. 「先祖供養の大切さ」です。

全ての命は関わりあっています。
誰もが両親から生まれてきます。この世に生まれることが出来たのは、生み出して下さった方々(ご先祖様)の思いが、そこにあるから。
自分を生み出して下さった方への感謝の気持ちを向けることは、とても大切なこと。
遡れば遡るほど、たくさんのご先祖様の存在があり、その方が誰か一人欠けたら、自分はこの世に存在しない。
そう思えば、自分の命は、自分のものであっても、自分だけのものではなく、いいことも悪いことも経験することが出来る有難さを感じながら、自分を大切にして、周りのすべての存在を同じように大切することこそが、「おたがいさま」であり、「生きる」ということだと思います。

生きていくうえで、いつのまにか抱えてしまった悩みや苦しみ、困ったことなどの荷物を、そっとおろして心も体も軽くなってほしい。それが、この浄温結社を立ち上げた理由の一つです。
是非、浄温結社にお越しください。きっとあなたのお役に立てると思います。

bottom of page